専門用語を使わない電話対応
まず、お問い合わせのお電話では、専門用語を極力使わず、お客様が普段使う言葉で状況をお伺いします。例えば「屋根のてっぺんの鉄板が浮いている」といった表現で全く問題ありません。これを「棟板金の浮きですね」と我々が専門用語に変換し、原因として考えられること、概算費用などを分かりやすくご説明いたします。
概算費用の即時提示の重要性
多くの場合、お客様が一番知りたいのは「いくらかかるのか」という点です。そのため、お電話の段階で修理箇所の状況を簡単にお伺いし、「雨漏り修理なら最低でも5万円から、外壁からの侵入であれば20万円を超える可能性もございます」といった概算費用を正直にお伝えします。もちろん、これはあくまで概算であり、現地調査後に正確な金額をご提示します。
しつこい営業は一切なし
お問い合わせ後、お客様の許可なく何度も電話をかけたり、突然訪問したりするような営業活動は一切行いません。私たちがご提供するのは、お客様が修理やリフォームを判断するための正確な情報です。あくまで決定権は常にお客様にあり、私たちはその判断を尊重するパートナーでありたいと考えております。
透明性の高い現地調査とお見積り
調査費無料!0円の理由とは
私の場合、屋根や外壁の調査、内装の状態確認といった現地調査に費用は一切いただきません。これは、正確な見積りを作成するためには現地調査が不可欠であり、それ自体をサービスの一部と考えているためです。調査費用約3万円~5万円が相場ですが、私たちは契約前の費用負担をお客様に強いることはありません。
明細が分かる「項目別見積書」
「工事一式」のような曖昧な見積りは決してお出ししません。その理由は、お客様が何に費用を払うのか分からなくなるためです。例えば、外壁塗装120万円の工事であれば、足場設置費20万円、高圧洗浄3万円、下塗り塗装10万円、シリコン塗料での中・上塗り60万円と、項目別に細かく記載します。この透明性が私たちの強みです。
相見積り時の注意点とポイント
もちろん、複数の業者から見積りを取る「相見積り」を推奨しています。ただし、注意点として、単に総額が一番安い業者を選ぶのは危険です。なぜなら、塗料のグレードを下げたり、必要な工程を省いたりしている可能性があるからです。見積書に「ケレン作業」「縁切り」といった専門的な項目がしっかり含まれているか確認することが重要です。
ご要望を形にするヒアリングと提案
「なぜ」を解消する工事内容説明
私たちは、お客様の「なぜこの工事が必要なの?」という疑問を100%解消することを重視します。例えば、ただ「壁紙を張り替えましょう」ではなく、「この壁紙の剥がれは湿気が原因の可能性が高く、下地の石膏ボードを一度確認する必要があります。もし腐食があれば、約3万円の追加費用で交換した方が長持ちします」と理由と選択肢を提示します。
メリットとデメリットの正直な開示
どのリフォームにも、メリットだけでなくデメリットが存在します。私であれば、無垢材の床は「質感が良く、経年変化を楽しめる」というメリットと、「傷がつきやすく、定期的なワックスがけ(年1回約2万円)が必要」というデメリットを正直にお伝えします。このように言うと、お客様が長期的な視点で最適な選択をするための材料を提供できます。
予算50万円で実現できる内装リフォーム
具体的なご予算を提示いただければ、その中で最大限ご要望を叶えるプランをご提案します。例えばご予算50万円であれば、「リビングの壁紙張替え(約10万円)、節水型トイレへの交換(約15万円)、洗面台の交換(約15万円)、そして余った10万円で玄関に収納スペースを増設する」といった組み合わせが可能です。
工事期間中もストレスなく過ごす工夫
近隣へのご挨拶と養生の徹底
工事が始まる前には、必ず担当者が粗品を持ってご近隣様へご挨拶に伺います。また、共有部分であるマンションの廊下やエレベーター、お客様のお宅の家具などを傷つけないよう、養生(保護シートでのカバー)を徹底的に行います。これは、お客様が工事期間中も気持ちよく過ごしていただくための最低限のマナーです。
毎日の進捗報告とスケジュール共有
工事期間中は、日報という形でその日の作業内容と翌日の予定を毎日ご報告します。口頭だけでなく、LINEやメールといったお客様のご希望の方法で写真付きの報告書をお送りすることも可能です。これにより、「今どこまで進んでいるのか分からない」といった不安を解消し、工事の進捗をリアルタイムで把握いただけます。
追加工事発生時の明確な手順
リフォームでは、壁を剥がしてみたら下地が腐っていた、といった予期せぬ事態が発生することがあります。もし追加工事が必要になった場合は、必ず作業を一旦ストップします。そして、現状の写真をお見せしながら、追加工事の内容、費用、工期を改めてご説明し、お客様から正式なご承諾をいただいてから作業を再開します。
工事完了後から始まる本当のお付き合い
最長10年の工事保証書を発行
私たちは、工事が完了したら終わり、とは考えておりません。むしろ、そこからが本当のお付き合いの始まりです。そのため、外壁塗装や屋根の葺き替えといった大規模な工事には、最長10年の工事保証書を発行しています。施工に自信があるからこそできる、長期的な安心のご提供です。
1年・5年後の無料定期点検
工事完了後、1年後と5年後のタイミングで無料の定期点検にお伺いします。これは、施工箇所に不具合がないかを確認するだけでなく、住まい全体の健康状態をチェックする目的もあります。例えば、外壁塗装の点検時に、雨樋の詰まりを発見し、約1万5千円の清掃作業で大きなトラブルを未然に防いだケースもございます。
24時間365日対応の緊急ダイヤル
たとえ工事完了後であっても、「急に給湯器からお湯が出なくなった」「鍵を紛失して家に入れない」といった緊急事態は起こり得ます。そのような「もしも」の際に、いつでもご相談いただけるよう、24時間365日対応の緊急ダイヤルを設けております。地域密着だからこそできる、迅速な駆けつけサポート体制です。